浮腫みから肩こり!?
とある日の事例
肩の筋肉は柔らかく、関節の動きも悪くないのに肩こりを感じる。。。
探っていくと肩には問題ないけど、むくみが酷く目立ちます。
ふくらはぎはもちろん顔、お腹浮腫んでぱんぱんです。
肝臓と腎機能を中心に整えると肩こりはすっきり。
しかし数週間後同じ症状で来られました。
見事にぱんぱんに浮腫んでます。
いろいろお話を聞いていくと塩分取り過ぎでした。
ざっくりですが体の体液の調整はナトリウム(塩分)とカリウムの浸透圧で行なっています。
塩分量が多く、カリウムが不足状態で浮腫んでいたんだなと。。。腎機能が処理しきれなくキャパオーバーという事だったので腎臓を調整すると一時的にすっきりでしたが食生活が原因かで繰り返す方でしたので食事指導で解決です。
体の不調は生活習慣の改善も必要なことも多いです。ご自身の生活習慣一度見直してみること時には大事ですね。
背骨の歪み側弯症は治るの??
女性に多い側弯症!特に思春期の女の子に起こりやです。
最近では小中学校の健康診断の項目の1つになってたりしますね。
側弯症は見た目だけでなく体の機能にも影響が出やすいので早めの発見と対策を心がけていくといいと思います。酷くなると手術という事もあります。
ここからは個人的な経験からの観点です。整体の視点から側弯症をみてみると良くなる症状もあります。大人になってからの改善は難しいと思います。
子どもの軽度なものなら良くなることもあります。重度のものでも改善はみられます。
側弯の子の体をみていくと共通して多くの子が横隔膜の動きが硬く呼吸が浅い。そして内臓の癒着がみられます。偏った姿勢になるので動きが制限されて癒着、固まって来ます。
そして首の骨の動きがロックされている傾向が多くみられます。ロックされていて曲がった背骨が戻りたくても戻れない状態になっていることも多々あります。
1回では難しいですがこの辺りを動くように解除してあげると良くなることもあります。
軽度のうちは痛みなど体も不調もみられないことや子供に多いので気に留めなく進んでいく子もいます。変だなと思えば早めの相談を心がけましょう!
前屈どこまできればいいの??
今日は柔軟性のお話し。
立位、立った状態で前屈は果たしてどれくらい指が床に着けばいいのでしょうか?
※今日は一般的にこれくらいあれば生活として問題ないレベルを書いていきます。スポーツなどで柔軟性を必要する方はスルーしておいて下さい。
基準は指先が床に触れれる程度あれば大丈夫です。この際にふくらはぎ、膝裏、もも裏、腰などが突っ張ってないこと。
さて何故でしょう??
答えは簡単、かがんで物を拾う動作は指先が床に着く程度あれば大丈夫からです。(大自然などの環境で暮らしてる方は変わってきます)
負担なくかがんで物が拾えれば今の日本の社会では最低ラインの柔軟性といえます。
もちろん床に手がつかなくとも膝を曲げたり、腰を降ろしたりで対応は出来ますが、これは年を重ねカラダの機能が変化してきた時はいいのかなと思います。若いうちから指が床に着かない柔軟性は要注意です。
機械が発達して便利になると使わなくなる人間のカラダはもろくなります。便利と向き合いながら生活に必要な動きは取り入れながら健やかに過ごせるカラダを作っていきましょう!!
カラダを数値化すると
先日ダイエットの基本と言うかテーマで少し記事を書きましたが今回は細かく数値化してみました。
男性、体重61kg 身長172 体脂肪18%(2019.10.23時点)で考察してみましょう!
※体脂肪率=体脂肪量÷体重×100(これは体重計でいいと思います)計算で出したい方は後ほど体脂肪量の計算式ありますので計算してみて下さい。脂肪量は10.98なので10.98÷61×100=18%です。
BMI=体重÷身長÷身長なので
61÷1.72÷1.72=20.6 (病気になりにくいBMIは20〜22)※男女差があるのでこの辺りで設定
標準体重=身長×身長×目標BMI(22で設定)なので
1.72×1.72×22=65.08
数値にすると現体重は4.08kg少ないです。65.08-61=4.08
ここから筋肉量(LBM)を出していきます。
※厳密にはLBMは体脂肪を除いた筋肉、骨、内臓、水分などの総重量です。
LBM=体重-(体重×体脂肪率)なので
61-(61×0.18)=50.02です。よって筋肉量は50.02です。
※体重×体脂肪率で体脂肪量がでます
※基礎代謝はLBMが分かると計算出来ます。
基礎代謝=28.5×LBM(kg)
ここで計算すると28.5×50.02=1425.57kcalですね(基礎代謝)。ちなみに「28.5」は1kg活動するのに必要なエネルギーになります。ここに1日の活動量レベルを乗せてあげると1日の必要エネルギー(kcal)がでます。
※基礎代謝×活動レベル=1日の必要エネルギー(kcal)がでます。デスクワークの人の活動レベルは「1.75」くらい。力仕事の人は「2.5」くらいです。だったかな!?調べてみて下さい。。。つまりデスクワークだとしたら1425.57×1.75=2495kcalくらいですね!
ここから目標体脂肪率を設置して目標体重を出していきます。男性なので目標体脂肪率を10%にとりあえず設定。
目標体重=LBM÷目標体脂肪率になるので
50.02÷(1-0.10)=55.577
必要な減量=現体重-目標体重
61-55.577=5.423kg体重を減らせばいいということです。
ここで問題が。。。体重だけみても痩せすぎです。ガリガリになると思います。筋肉量(LBM)
を維持したままこの体重まで落とすのは無謀です。。。
ですのでここでBMIと標準体重を基準にしていきます。
55.577にまで体重を減らしたとしてBMIは18.786になります。(22設定なので低いです)
(BMI=体重÷身長÷身長)
体重を標準体重に設定し目標体脂肪率10%にした場合のLBMを算出します。
必要LBM=目標体重×目標体脂肪率なので
65.08×(1-0.10)=58.572
となるので筋肉量(LBM)を8.552増やせばいいということですね。
(58.572-50.02=8.552)
結果体脂肪率10%を目指すなら筋トレしましょうでした!!ここに食事も考慮すると目標達成は早いですね。
体重や体脂肪を減らすことだけに目を向けると健康的な体作りは出来ませんので気おつけてバランス良く行いましょう!
女性は体脂肪率は落としても15%切らないことをおすすめします。25%前後目標設定でいいと思います。落とし過ぎると女性ホルモンのバランスが崩れ体の機能がしっかり働かなくなることがあります。
また、体重を落とす時は1ヶ月で今の体重の5%くらいまでを限度にしましょう。体重×0.05
61×0.05=3.05(6kg落としたい時は最短で2ヶ月目標ですね)
外反拇趾は予防・改善できる。
外反拇趾でお悩みの女性の方もたくさんいらっしゃると思います。(お悩みの男性も!!男性も外反拇趾になります)
外反拇趾の原因はよく扁平足だから、ヒールを履くからとか靴が合ってないとか言われますよね!?もちろんこれが原因になる事もあるのですが。。。
足全体をみると足首・膝・股関節に原因がある事も多いです。
膝や股関節が内側に入りやすく外に開かない人も1つ原因になります。足全体がうちに入ると親指の付け根辺りに体重、重心がグッとかかりますよね。
この状態で歩き続ければだんだんと外反拇趾になってもおかしくないです。
よく外反拇趾のサポーターとか売ってますが足の指だけケアをしても中々変わらない方は是非股関節周りのストレッチや筋力トレーニングもしてみて下さい。
外反拇趾は進行してからは改善が難しいので気になる方はお早めにご相談下さい。
ダイエットの基本!?
痩せたいです。ダイエットなかなか上手くいかないです。
よく聞きます。
何か気おつけてることありますか?とお聞きすると糖質控えてますとか夜ご飯は控えて朝と昼はたくさんにしてますとかよく聞きます。。。
でも痩せない何故????
ここで痩せないと言っている人は自分のことを尋ねると知らない人が多いです。
ダイエットする上で自分のこととは大きく次の2つで十分だと思います。
・体重・体脂肪を把握すること
・基礎代謝・1日の活動で消費する代謝をしること
です。
これを知らないで糖質控えてるのに痩せない、夜ごはん控えてるのに痩せない方は以外と食べ過ぎてます。カロリーオーバーです。
基本的に自分が1日に使うカロリー以上食べれば当たり前ですが単純に太ります。
1日消費カロリーが1500kcalの人が2000kcal摂取すれば毎日500カロリーオーバーですよね。
先ずは自分のこと知ることから、ここを単純に計算してみるところかはじめてみるのもいいんじゃないでしょうか?
基礎代謝は男女での平均値はありますが調べてみてください!自分で調べること大事です。調べなくても数値は短なものでも出ます。
そこにざっくりでいいので運動や一日の活動で使うカロリー足すと1日どれくらいなら食べて大丈夫か分かりますよ。
これを踏まえた上で栄養不足にならないように食事を考えてあげられると尚良いですね。
呼吸は健康の基本
最近は季節の変わり目なのか子どもがよくきます。呼吸が浅い子が多くみられます。毎日学校や部活、塾と忙しい現代っ子ですが子供の頃から呼吸が出来ていないと将来が怖いです。。。
当たり前に無意識にしている呼吸ですがしっかり呼吸出来てますか?
呼吸は吸う息、吐く息があります。もう一つ言えば呼吸を止めること。
呼吸が上手く出来ないとカラダの循環が滞ります。
疲れが取れなかったり、冷え性に繋がったり、リラックスできなかったり、逆にやる気が出なかったりします。そこからカラダの不調に変わることもよくあります。
1日1回5分程度でもいいので一度ご自身の呼吸に意識を向けてみて下さい。そして毎日観察していくと呼吸の変化が分かってくると思います。
先ずは吸う息、吐く息から丁寧にだんだん深くしていきましょう!
カラダの循環を巡らせ、いい状態を作る一番のエクササイズは呼吸をすること、呼吸ができることです。
筋トレ、ストレッチなども大事ですが、呼吸トレも是非トレーニングメニューに入れてあげて下さい。