カラダの健康メカニズム

~あなたのライフスタイル何をチョイスする~

2020年10月17日、18日@東白川村リトリートより

※2020年10月17日、18日@東白川村リトリートにご参加頂いた方向けの記事です。

 

 

マインドフルネスは「気づくこと」「気を配ること」を意味します。つまり自分の内側に気づくこと、今ここに在るものに気づくことです。

 

先ず初めにマインドフルネス、瞑想に正解も不正解もありません。あなたが感じたことが正解です。ですので感じた事をまわりと共有しないことを心がけて下さい。

 

共有すると他人が感じた情報があなたに入ってきます。そうすると他人の意見であなたが感じなかったことがあれば私はそんな感覚なかった大丈夫かな!?といった不安や実際に感じていないのに無理に共感、同調しようとすることであなたの感覚を偽ることがあります。また、自分の方へ意識を集中する為、会話や目を合わせることも極力避けてください。

 

先ずは何も指示をしません5分程、目を瞑じてみて下さい。

 

あなたは何を感じましたか?

 

頭の中に言葉が浮かんできたり、昨日の出来事やスマホでみた何か映像や音が流れてきたり、お天気で洗濯もの出来るかななどいろいろなことが頭の中を巡った方もいると思います。また、体が痒いな、お腹が鳴ったな、など感じたと思います。

 

さて、これは今ここに在るものを感じていると思いますか?

 

痒いやお腹が鳴ったは自分の体に起こった今を感じとれてますね。でも、昨日の出来事や映像などは昨日の事です。この後の洗濯物の事は先の事です。これは過去であり未来であり今では在りません。

今この空間にある身体や意識が過去、未来に向いていて、そして自分の内側に意識がないということです。

 

これが悪いわけではないのですが目の前のこと、今起きていることに意識を持っていくことが出来ると体の中の温かさや変化を感じたり集中できたりしてきます。

 

でわ、次は頭の中を整理するためにラベリングしながら一つ一つ観察しなが目を瞑っていきましょう。

 

頭の中に浮かんだこと、体で感じた感覚に付箋を貼っていきます。簡単で大丈夫です。例えば右手が痒ければ「右手が痒い」と言う付箋ラベルを、お腹がなれば「お腹鳴ってる」、頭の中で昨日の夜観たドラマのシーンが流ていれば「テレビ」「ドラマ」といった付箋を、リズムや音楽が流れていれば「音楽」、誰かと喧嘩したことならば「喧嘩」その中で感情が動けば「イライラ」といった感じで付箋を貼りただ観察していきます。

消えていくもの、ずっとそこにいるものも出てきます。消えていくもは追わず、いるものは無理に消そうとせず観察するだけ。

 

でわ目開けていきます。

 

いろいろなことが頭の中で巡っていたと思います。つまり一つの事に集中出来ていないのです。出来ていないからこそ何を考えているか自分に意識を向けてマルチタスクになっているものを付箋で整理してファイリングしていきます。

 

自分が何に捉われているのか、執着しるのか知ることも出来ます。そしてこれに向き合う時間にもなります。

 

その中で手放せるもは手放ていくこと大切ですね。

 

SNSなど今日は情報社会でまわりからいろいろな事柄が入ってくるとそれを頭、脳が意外と覚えるんです。それが所謂「雑念」だったり…だから必要ないものは手放していくことで今ここに在る目の前の一つの事に集中が出来る時間を自分で作っていくことが大事だと思います。例えばテレビをみないとか…広告や宣伝は繰り返し頭の中に刷り込まれ入りこんできます…

 

次に体の感覚、呼吸に意識を向けながら瞑想していきましょう!

 

目を瞑っていきましょう。

 

先ずは鼻先から入ってくる呼吸の流れ、出て行く呼吸の流れに意識を向けます。

そして胸の呼吸、お腹の呼吸に切り替えていきそれぞれの呼吸の動き、体の感覚に意識を向けていきます。

そして手のひらに感覚を向けて手のひらの感覚に集中していきます。

 

でわ目を開けていきます。

 

座ったままより仰向けの方が体の感覚を捉えやすいと思いますので仰向けでより呼吸と頭から足先まで体を細部まで感じとれるようガイドしていきますので仰向け目を瞑りましょう。

 

 

ガイド中…

 

 

目を開けていきましょう。一度座っていきます。

 

どうですか?体に感覚を細かく捉えられましたか?また、感覚を捉えているときに意識が外からの刺激や頭の中に別のことがよぎって意識が外に、体の感覚からそれなかったですか?それた時は意識が何に持ってかれたか確認、認識して落ち着いたら体の感覚に意識を戻します。

 

外の音や匂いなどに意識を持っていかれることもあれば心配ごとや家族のことなどに意識を持っていかれたりしませんでしたか?

 

体の感覚が外からの刺激など別のものに持っていかれ続けると体の感覚が鈍感になり体の感覚心の状態を受け取れなくなってきます。

その感覚を戻すためになぜそれに捉われているか細かく砕いていくことで手放せるかもしれません。

 

例えば甘いも、お酒を欲するのは「なぜ」と考えた時にストレスから逃げるためかも知れないし、日々日常で幸福が感じられないから甘いもので幸福を作っているかも知れません。そして日々の幸せを拾えないからこそ甘いもの、お酒に委ね捉われているのかも知れないです。過去の幸福感と同じ感覚を求め欲っして置き換えているのかも知れません。だからこそに日々の幸せを感じられるよう感覚が鈍感にならないようしておく事が大事なのかも知れません。

 

甘いもの、お酒は一例ですが家族の事、仕事のことで常に意識が外に向いていたりまた、体の痛みや病気、などもこういったことの代償かも知れません…


最後に瞑想の種類は他にもありますが慈悲の瞑想や止観瞑想なども機会があればまたやりましょう!

 

自分に気づき、愛して、弱さを認めて許すことができれば、自分にも他人にも優しくなれると思います。そして出来ること出来ないこと、かっこ悪い姿も認め合えればお互いで補いあえる世界の一歩なのかなと思います。