お酒が弱い?強い?
2020年今年も残すところ2ヶ月切りましたね。年末年始が近づくと忘年会、新年会とお酒の席が多くなるのではないでしょうか?
お酒が強い人、弱い人個人差があると思います。
では体の中から見てみるとどう違うのでしょう??
アルコールは体に入ると胃、腸で吸収されます。吸収されたアルコールは肝臓に運ばれ分解され一部は血液に乗り汗や尿、呼吸などから排出されます。
肝臓でのアルコールの分解過程は
アルコール➡アセトアルデヒド➡酢酸
の過程があります。
でわこの過程でお酒に強い、弱い何が違うのでしょう?
①アルコールをアセトアルデヒドに分解する力
大きくはこの2つの力の差で決まってきます。
先ず抑えておきたいことは。。。
アルコールは気持ちがいい、心地がいい状態やほろ酔い状態にする
アセトアルデヒドは気持ち悪いや二日酔いの原因になる
これを踏まえて紐解いていくと体内に入ってきたアルコールの分解速度が遅い人はアルコールが体内に残りやすいので気持ちがいい、心地がいい、ほろ酔い状態が長く続き、さらにアセトアルデヒドの分解が早く体内にアセトアルデヒドが残らず尿素などで外に出ることでお酒が強いと言えます。また、心地いい状態が続くのでアルコール中毒に陥りやすいとも言えます。
逆にアルコールの分解が早くアセトアルデヒドの分解が遅い人は体内にアセトアルデヒドが残りやすく顔が赤くなるのが早かったり、1杯でも気持ち悪くなったり頭が痛くなったりしお酒が弱いと言えます。また、アセトアルデヒドが体内の残りやすいので二日酔いにもなりやすいと言えます。
もちろんお酒が強い人でも飲みす過ぎれば肝臓の代謝が追い付かなくなり二日酔いや気持ち悪くもなりますし肝臓のダメージも増えます。
体の代謝だけで考えればお酒を飲まないのが一番ですが理性が外れやすいので社交的に会話ができたり精神面やストレスから解放されたりなどのメリット!?もあると考えればほどほどに飲むのはいいのかもしれませんね。
ただストレス解消で飲む場合は気おつけた方がいいと個人的には思います。。ストレスや精神的なところからお酒での解放は根本的な解決でないと思います。しっかりとそこに向き合う時間を作ることをしながらお酒との距離感をはかれるといいのかなと思います。