カラダの健康メカニズム

~あなたのライフスタイル何をチョイスする~

それは肩回し?肩甲骨回し?

今日は体の構造のこと

よく肩凝りには肩甲骨を動かすといいと聞きますよね!?

肩甲骨はどこにあるかご存知ですか?

どんな形をしているかご存知ですか?

どういった方向に動くのかご存知ですか?

どこにあって、どんな形をしていてどういった動きをするのかイメージが出来るとより幅がひろがります!!

先ず肩甲骨は左右2個あり、肩の後ろ側辺りの少し下にあります。

形はざっくり二等辺三角形をしています。直線ではないので丸みがあったり、凹凸があったりとしますが、簡単に表現すると二等辺三角形が分かりやすいかなと思います。

動きはどうかというと、左側肩甲骨で示すと(右側の左右の動きはもちろん逆です)上方向(肩をすくめる方向)、下方向(肩を下げる方向)、左前方向(肩が内側に動く方向)、右前方向(胸を張る、肩を開く方向)、左上方向(腕を体の横につけて横から上げていく方向)、右上方向(腕を体横につけてお尻側にスライドさせていく方向)。

大きく6方向。この方向の組み合わせで動きを複数入れていくことが出来ます。

色々な肩甲骨のストレッチや体操がありますが、自分がどの方向に動かしてるのか、どう動いているのかイメージするとより肩甲骨を動かしている実感が分かるのではないのでしょうか!?

ただ、一つ問題は動く範囲どこまでなのかを知らないと現状で自身の肩甲骨が正常範囲で動いているのかが分からないことです。

一つ試してみて下さい。腕を体の横につけて前方向に肩、肘が曲がらないようにゆっくりバンザイしてみて下さい。腕が耳の真横に着くところまで上がれば問題はないです。ただ、肘が曲がったり腕の幅が大きく開いたり、耳の真横まで来ない方は何らかの問題で動きを制限してます。また、耳の真横まで上がる方でも肩凝りがある方はいます。肩凝りは必ずしも肩甲骨が問題ではないので決めつけないようにしましょう。

腕が耳の横まで上がらない原因はさまざまなので一つには断定はできません。過去のケガ、猫背、骨盤の問題、背骨の動きが硬い、もも裏が硬いなど要因はいろいろあります。

原因を追求するには専門家に相談することも必要ですが、自分のカラダがどこまでどう動いているのか把握していくことは大切だと思います。

昨日はここまで上がっていたのに、今日ここまでしか上がってないという事が自分で分かればカラダに変化が起こっていることが分かるので、姿勢が悪くなってたり、運動不足かな?とか気づくことをができます。

自身のカラダの変化に目を向け未然に健康リスクを減らす事が出来ると思います。