カラダの健康メカニズム

~あなたのライフスタイル何をチョイスする~

呼吸と大自然

呼吸と内臓

あなたは深い呼吸しっかりとできていますか?

ご存知だとは思いますが呼吸をすることにより胸にある肺が膨らみます。息を吸い胸が大きく膨らむことによりその下にある横隔膜が下に下がります。

そしてこの横隔膜が下に下がることにより内臓が圧迫され、息を吐くと肺が縮み横隔膜が戻り圧迫された内臓が解放され緩みます。この横隔膜のポンプの作用で内臓、つまり肝臓、胃や腸などの血流が促進されます。

内臓の働きが悪くなると消化や吸収機能などうまく働かなくなることもあります。機能がうまく働かなくなるといくら体に良いものを食べてもうまく消化されなかったり吸収されなかったりし、せっかくの栄養が流れ出てしまいます。

また、お腹の血流が乏しくなることもあり、カラダの冷えにも繋がります。末端、手足が冷える方はお腹、内臓の動きが小さくお腹が冷えていたり、冷えやすかったりしている方も多いです。

 
基本的にはお腹の中心部の血流が悪くなると末端部、手足が温まりにくいです。人間の生きる機能を考えてみると、なぜ中心部、お腹や体幹部が冷えると末端、手足が温まりにくいのか分かります。
 
カラダの中心部には何があるでしょう?
 
そう、心臓です。心臓がとまったら人間は死に至ります。そして心臓はカラダに血液を送るポンプです。なので、カラダを生かすことを考えたときに先ず中心部を最優先に温めようとします。
 
そして生きるための心臓、栄養を確保したり、水分調整をしたりエネルギーを放出したりと様々な役割を持つ内臓、お腹周りを温めます。そして頭脳も大事なので首から脳の血流も確保します。
 
末端部、手足は最後です。極端な話手足がなくても人間は生きられます。
 
末端、手足の冷えがある方はお腹を冷やさないように心がけてあげることも大事ですね。
 
少し話がずれましたが、お腹を温める、血流を促すのは深い呼吸です。普段無意識にしている呼吸ですがしっかりと深い呼吸できてますか。呼吸が浅かったり、深かったりと様々感じ方があるかと思います。また、鼻から呼吸ができてますか?口呼吸になってないですか?
 
(鼻呼吸ができるほうがカラダにはいいですが鼻呼吸、口呼吸のお話はまたいずれ。。。)
 
胸に手を置いて、お腹に手を置いて一度自分自身の呼吸に意識を向けてみたください。
 
生命を感じてみ見てください。山の中や、大自然や、秘境に触れることでかんじる生命もありますが、
 
大自然に生きる生命を一番身近に感じられる場所が呼吸だと思います。